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幻の大津絵と東海道五拾参次

2022年1月2日(日)~3月6日(日) 前期:1月 2 日(日)~2月 6 日(日)

後期:2 月 8 日(火)~3 月 6 日(日)


作品リストは以下からダウンロードできます。

■前期出品作品

幻の大津絵と東海道五拾参次_作品リスト
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■後期出品作品

幻の大津絵と東海道五拾参次_作品リスト(後期)
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歌川広重「東海道五拾参次 原「朝之富士」」(保永堂版)


1835 年頃、歌川広重は版元の保永堂(ほえいどう)から「東海道五拾参次」を発表し人気を博しました。その 後、成功を収めた広重は、生涯 20 種類以上の東海道を描きますが、その多くは途中で止められたため 55 枚の 全てを描いた版は限られています。今回は保永堂版と現存数が少ないため幻と称される丸清版をそれぞれ 55 点 展示します。また、東海道 53 番目の宿場町である大津では、江戸時代初期から信仰の一環として仏画を主題に した大津絵が描かれました。やがて風俗画に教訓や風刺を含む道歌が書かれるようになり、画題は百種類余ま で増えたと言われています。旅人たちは、これを名物土産として購入し全国的に広まりました。しかし、安価 な実用品として扱われたためか、現存する大津絵は多くはありません。本展では、近年新たに発見された画家 小絲源太郎旧蔵の大津絵など 35 点をご覧いただきます。また、岡本一平や茨城県出身の山田みのるなど大正期 に活躍した漫画家によって描かれた「東海道五十三次漫画絵巻」や、参考資料として東京国立博物館が監修し、 アダチ版画研究所によって制作された葛飾北斎「冨嶽三十六景」(複製木版画)をあわせてご紹介します。


新型コロナウイルスの感染者の増加及び本県を始め「まん延防止等重点措置」の適用を受ける都道府県が拡大している状況から、 2 月 20 日(日)開催予定の「幻の大津絵と東海道五拾参次」関連企画「群馬県立近代美術館 特別館長 岡部昌幸氏による講演会」は中止となりました。

何卒御理解いただきますようよろしくお願いいたします。













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