長くキレイに使いたい! 水筒、スープジャーの正しいお手入れ方法とは?

年中活躍する水筒やスープジャー。「茶渋やニオイが気になってきたけど、手間がかかるお手入れは面倒……」という方は多いのではないでしょうか。出番が多くなる冬場も気持ちよく使っていただくために、正しいお手入れ方法と、便利な「マイボトル洗浄器」の魅力をお伝えします。

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水筒やスープジャーのお手入れ、皆さんはどうしていますか? 毎日使っているうちに、普段の食器洗いだけでは落としきれない汚れが溜まっているかも……。寒い時期にも出番が多いこれらのアイテムをこの機会にしっかりきれいにして、冬場も活躍させましょう! 
今回は定期的に行いたいお手入れ方法と、普段のお手入れのコツをお伝えします。

食器洗剤で洗っていても、使っているうちに水筒に茶渋がついてしまったり、スープジャーのニオイが取れなかったり……ということは、どうしてもありますよね。そこで、普段のお手入れにプラスして、少し念入りにやっておきたいお手入れのしかたを紹介します。

まず、中フタやパッキンをすべて取り外し、ボウルなどに酸素系漂白剤と水を入れ、30分ほどつけておきます。その後、洗い流し、しっかり乾かして完了。本体部分は、中に酸素系漂白剤と水を入れて同じように30分ほどおいておきます。
ここでの注意点は、本体や金属部分があるパーツに「塩素系漂白剤」を使用するのはNGということ。サビや故障の原因になるので、必ず「酸素系漂白剤」を使用してください。パッキンは塩素系でもOKですが、塩素の匂いが気になる人は、酸素系の使用がおススメです。
水筒の内側に白っぽくてザラザラしたようなものが付くことがありますが、これは水に含まれるカルシウムなどが固まったもの。この汚れにはクエン酸を1〜2%溶かしたぬるま湯を入れ、フタをせずに約3時間放置する、というお手入れが効果的です。あとはきれいに洗い流してください。

なお、パッキンの使用目安は1年ほどだそう。お手入れしてもニオイや変色が気になってきたら、取り替え時期です。

しっかりお手入れしたいけど、漂白は意外と時間がかかるので面倒だという人もいるのではないでしょうか? また、水筒内側の頑固な茶渋が、漂白しても取りきれない……とお悩みの声も。そこで、サーモス「マイボトル洗浄器」という、水筒専用の洗浄器を使ってみました。

使い方はとても簡単です。
1.水筒に酸素系漂白剤と水を入れ、よくかき混ぜる。
2.洗浄器に電極棒を差し込み、キャップを取り付け、ボトルにセットしてスイッチオン。
3.3分たったら洗浄器を外して、しっかり水洗い。

普通に漂白剤につけておくと30分ほどかかっていたのが、洗浄器を使えばなんとたったの3分! なぜこんなに早くきれいになるのでしょうか?
通常の漂白では、汚れをゆっくり溶かしていくので時間がかかり、落としきれないこともあります。一方、洗浄器は電流を流してボトルと汚れの間に化学反応を起こすことにより、汚れを分解します。根本から汚れを浮かせてはがすので、3分でしっかりきれいなるんです。

写真は5年ほど毎日のように使っている我が家の水筒。きれいなほうだと思っていたのですが、比べてみると全然違いますね。まるで新品のようになり、驚きました!

洗浄器を使ったお手入れは週1くらいでするとよいと言われています。こんなにピカピカになるのなら、もっと早く試していればよかったと思いました。

普段のお手入れでも、ちょっとしたことで汚れやカビを付きにくくすることができます。

【柔らかいスポンジを使う】
ついゴシゴシしたくなるかもしれませんが、タワシなどを使うのはNG。細かい傷がつき、そこから汚れが入り込んだり、サビの原因になったりすることもあります。部品が変形する恐れがあるため、食洗機も×です。水筒を奥まで洗うには長い柄がついたスポンジが便利ですが、なければ、菜箸にスポンジを挟んで洗うという方法も。

【すぐに洗う】
使い終わった容器は、あまり時間をおかず早めに洗いましょう。一度ついたニオイは汚れより落とすのが難しいので、特にニオイが強いものを入れたときには早めに洗うことをおすすめします。

【しっかり乾かす】
水滴が残ったままパッキンを取り付けたり、フタを閉めたりすると、カビや細菌が繁殖する原因になります。寒い時期は特に乾きにくいので注意が必要。洗い物をすすぐときにお湯を使うと、熱で早く乾くのでおすすめです。

温かいお茶やコーヒー、スープやお味噌汁など、これから出番が多くなる水筒やスープジャー。
スッキリきれいにして、長く使い続けたいですね!

ライター:伊井順子
編集:オフィス福永

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