1989版では、Jarrett自身、相当踏み込んだ発言をしていると思う。彼自身が言うように、そのときの発言が芸術家にとって真実、となれば、今回のKeith版が真実だろう。
それにしても、1989版の重要性がさらに増してしまった。これも真実だ。私にとっては。

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キース・ジャレット: インナービューズその内なる音楽世界を語る 単行本 – 2001/3/1
- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2001/3/1
- ISBN-104872335791
- ISBN-13978-4872335798
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商品の説明
出版社からのコメント
キース唯一の音楽的自叙伝です! 本書はジャズからクラシックまで、卓越した技術での演奏、特に歴史的な即興演奏を数多く繰り広げてきた天才ピアニスト、キース・ジャレットの世界で唯一の音楽的自叙伝です。編訳者となっている山下邦彦が、直接キース・ジャレットに取材しキース自身が加筆修正しました。
以前に同一取材をもとに立東社から本が出ていますが、キース自身が構成を変え、加筆修正したことにより、まったく新しい本となっています。 卓越したミュージシャンが何を感じ、何を考え、どのように音楽を作り出しているのか、ということを、この本なかでキースは熱く語っています。
本書では、英語原本も日本語と同時に併記しました。キースが実際にはどのように語っていたのかを知りたい方は、ぜひこちらも読んでいただければと思います。 キースを知る上のみならず、ミュージシャンを扱った本として、この本は特筆すべき1冊になったと自負しています。ぜひご一読ください。
内容(「MARC」データベースより)
今なお音楽シーンの最前線で活躍し、あらゆるジャンルの音楽に影響を与え続ける天才ジャズ・ピアニスト、キース・ジャレットの音楽的自叙伝。89年立東社刊「キース・ジャレット」にキース自身が大幅に手を加える。
登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2001/3/1)
- 発売日 : 2001/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 233ページ
- ISBN-10 : 4872335791
- ISBN-13 : 978-4872335798
- Amazon 売れ筋ランキング: - 737,396位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 348位ジャズ
- - 32,256位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年12月3日に日本でレビュー済み
読んでいるうちにどんどん創作意欲が沸いてくる、インプロバイザー必見の一冊。
2004年4月23日に日本でレビュー済み
ジャズの即興の多くが型にはまったクリシェフレーズの組み合わせとなってしまっているのに対し、キースは自分の耳に聴こえてきた音だけを信念を持って弾きなさいと言っております。そのことが一貫して、すっきりと伝わってきました。この本の元となった、立東社の「キースジャレットの本」の方は、山下邦彦氏の考えがかなりはいっていて、横道にちょっとそれる部分があり、それが結構おもしろかったのです。今回の版ではそれらが削られており、その分キースの言いたいことがはっきりとはしていますが、少しおもしろみに欠けるうらみがあります。しかし、ここには従来の即興に対する考えや習慣を変えるキースの哲学が示されており、ジャズミュージシャンは是非一読されることをお薦めします。
2005年3月13日に日本でレビュー済み
1989年11月30日に立東社から発売された『キース・ジャレット 音楽のすべてを語る』をキース自身が加筆修正したのが本作。
オリジナルと比較してみると、
第2章 Aマイナー・コードという食物
第4章 サウンドこそ僕の世界だった
第6章 コルトレーンと生きる、4thサウンドを越えて
など多数の重要な章がカットされている。特に第14章として存在した『ビアノ・トランスクリプション』という、『フェイシング・ユー』の『イン・フロント』に始まる重要なキース自身による楽譜の部分がなくなっていてほとんど当初の意思がない状態になっている。どういう経緯でこうなったかは不明だが、立東社版の初版を持つ僕にはただただ驚きの変貌である。
それゆえに本書は元のすばらしさをほとんど残さないカケラのような本になってしまっていて推薦出来ない。
オリジナルと比較してみると、
第2章 Aマイナー・コードという食物
第4章 サウンドこそ僕の世界だった
第6章 コルトレーンと生きる、4thサウンドを越えて
など多数の重要な章がカットされている。特に第14章として存在した『ビアノ・トランスクリプション』という、『フェイシング・ユー』の『イン・フロント』に始まる重要なキース自身による楽譜の部分がなくなっていてほとんど当初の意思がない状態になっている。どういう経緯でこうなったかは不明だが、立東社版の初版を持つ僕にはただただ驚きの変貌である。
それゆえに本書は元のすばらしさをほとんど残さないカケラのような本になってしまっていて推薦出来ない。