1.出版された年に購入したが、いろいろ大変だったということだけがわかり、読了後本棚が狭いので捨てたが、最近 観光客の哲学、訂正可能性の哲学、訂正する力をよみ、再読が必要とおもい再購入。数年前と異なり読んだ印象はまったく違うものになった。これは東氏を理解するうえで大変重要な本である。
2.経営的に未熟で、友人たちに経理や書類整理を任せチェックしていなかった、という経営の基本がおろそかになっていた、という話だけで前回は印象に残らず。たんなるドタバタと理解した。
3.今回は、ゲンロンの立ち上げと運営が、大学や出版界に依存しない全く新しい知の場の形成を意味していたことがわかってから読んだので、個々の試行錯誤と失敗と訂正が有意味に迫ってくる。
4. 東氏の実体験が、訂正可能性の哲学の実践となっている。象牙の塔に閉じこもって安全地帯から言論をなすのではなく、ひりひりするまったく初めての試行錯誤、経営的苦闘がvividに書かれている。その意味が、大きく読者の迫ってくる。
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ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる (中公新書ラクレ) Kindle版
「数」の論理と資本主義が支配するこの残酷な世界で、人間が自由であることは可能なのか? 「観光」「誤配」という言葉で武装し、大資本の罠、ネット万能主義、敵/味方の分断にあらがう、東浩紀の渾身の思想。難解な哲学を明快に論じ、ネット社会の未来を夢見た時代の寵児は、2010年、新たな知的空間の構築を目指して「ゲンロン」を立ち上げ、戦端を開く。ゲンロンカフェ開業、思想誌『ゲンロン』刊行、動画配信プラットフォーム開設……いっけん華々しい戦績の裏にあったのは、仲間の離反、資金のショート、組織の腐敗、計画の頓挫など、予期せぬ失敗の連続だった。悪戦苦闘をへて紡がれる哲学とは? ゲンロン10年をつづるスリル満点の物語。
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2020/12/10
- ファイルサイズ16092 KB
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商品の説明
著者について
東 浩紀
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。株式会社ゲンロン創業者。同社発行『ゲンロン』編集長。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志 2.0』(2011年)、『弱いつながり』(2014年、紀伊國屋じんぶん大賞2015「大賞」)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『哲学の誤配』(2020年)ほか多数。対談集に『新対話篇』(2020年)がある。
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。株式会社ゲンロン創業者。同社発行『ゲンロン』編集長。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志 2.0』(2011年)、『弱いつながり』(2014年、紀伊國屋じんぶん大賞2015「大賞」)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『哲学の誤配』(2020年)ほか多数。対談集に『新対話篇』(2020年)がある。
登録情報
- ASIN : B08Q39PN6K
- 出版社 : 中央公論新社 (2020/12/10)
- 発売日 : 2020/12/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 16092 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 214ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 32,037位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 34位中公新書ラクレ
- - 527位思想
- - 656位哲学・思想 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(河出書房新社)、『ゲンロン戦記』(中公新書ラクレ)ほか多数。
イメージ付きのレビュー
5 星
泥臭くて人間味のある面白い内容
良い話だけではなく、むしろ悪い話が際立って人生に大切な事柄を話してくれてる。人生に失敗は付き物だけど、それを赤裸々に話してくれる事で自分自身に気付きを与えてくれた本僕もこれからも失敗するだろうけど、それもまた経験に変えて自分以外の誰かの為に価値を提供できたらと思う。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者に対しては賢い人以上のイメージはなかったが、本書はそういう人にありがちな事務処理能力のなさが描かれており、ギャップが面白い。歴史を振り返っても天才肌の人にありがちなパターンだ。
2023年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の東氏は「訂正可能性」という言葉で近年、折に触れて要するに誤りを誤りと認めることの重要性を説いているが、まさにこの本は自らの誤りを認める作業を繰り返して書かれたものと思われる。一つの企業の成功と失敗、今に続く経緯が紹介されている読み物としておもしろいことに加え、東氏の「誤りを認めていこうと思う」というコミットメントを示す意味でも、東氏への信頼性が高まった。一方で、あとがきがやや不穏で、ここにはカットされたり、関係者によっては違う読み方ができる“事実”も紛れ込んでいそうでもある。
2022年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東さんの会社経営の苦労話です。ただ、このような経験をなさったからこそ東さんの最近の言説には重みがあります。
現実とはなにか。オープンレターとかでフワフワしてる人文系の教官こそお読みになるべき。
現実とはなにか。オープンレターとかでフワフワしてる人文系の教官こそお読みになるべき。
2024年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東氏の苦悩は良く分かった。
それ以上のものを感じることはできなかったが、元々、そういう本かも知れない。
それ以上のものを感じることはできなかったが、元々、そういう本かも知れない。
2022年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東氏は経営で神経をすり減らすより、その時間を純粋な思索に当てるべきだったとも考えられますが、氏にとってはゲンロンは誤配の供給源だったとも見ることができます。
2021年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ゲンロン戦記ー知の観客をつくる」(東 浩紀)を読んだ。
『ゲンロン』も『ゲンロンカフェ』も知らないし、そもそも東浩紀氏の活動もこれまでの著作すら知らない私(世の中にはそういう無知蒙昧な輩がちゃんと存在するのである)が何故これを購入し読んだのかは謎である。
が、とても面白かった。
『ゲンロン』も『ゲンロンカフェ』も知らないし、そもそも東浩紀氏の活動もこれまでの著作すら知らない私(世の中にはそういう無知蒙昧な輩がちゃんと存在するのである)が何故これを購入し読んだのかは謎である。
が、とても面白かった。